DRM ダイレクトレスポンスマーケティングって何だ?

ポジショニング

最近この言葉をよくこの言葉を耳にしますね、DRM(ディーアールエム)。ダイレクトレスポンスマーケティングの略でマーケティング用語で、私たちが商品を買ってしまう仕組みのお話です。

販売する立場側の言葉になってしまいますが、「1.集客」>「2.教育」>「3.販売」という流れを作ると売れるという話。販売する側の言葉だとなんとなーく嫌らしい雰囲気を感じるので、提供される側の視点の言葉で柔らかく上書きしてみましょうか。

私たちは日常生活で何気なく買い物していますが、マーケティングのことを知って、「お?これは!DRMだなー」と思いながら買い物するとちょっと違った視点でお店のことが見えてくるかもしれません。

DRMの3要素、順番にみていきましょう。

知ってもらう(1.集客?)

私たちは何かを買うとき、当たり前ですが知らないものを買うことはできません。ネットの広告バナーで初めて目に触れるかもしれません、テレビCMで初めて知るかもしれませんし、お店で初めてお目にかかるかもしれません。

この、目に触れるという行為が「知ってもらう」ことであって、企業(販売者)側からすると集客の入り口になります。買う人にとって目に触れる機会が多くなればなるほどその商品を知るチャンスが増えます。だから、企業は広告にお金をかけるんですね。

関心を高めてもらう(2.教育?)

これも当たり前なのですが、商品を知っただけでは買おう! とはならないですよ。買うに至る前に関心が高まっている必要があります。

たとえば一眼レフカメラだったら、入門用の物でもまともに買うと10万円近くする高価な代物です。スマホで十分きれいに撮影できる時代に、わざわざ必要か? 必要性を感じるまで人は買いませんよね。

身近な人がすっごく素敵な写真を撮っていて、その人はスマホではなく一眼レフカメラを使っている。あなたが「あー素敵な写真撮りたいな。」と思ったときにそのカメラへの関心が高まっていきます。

そして、その高まった関心が10万円の価値を感じるまでに至った時に次のステップへ進むのです。

つまり、いきなりは買わない。良さを知るまで買わない。ものがあふれすぎている時代、この「関心を高めてもらう」というプロセスが販売にとても重要になっているんですね。

行動を起こそうと思ってもらう(3.販売?)

最後、ここ重要。関心が高まっている状態で、買おうと思い始めているとき、セールでちょっと安くなっていたり、残り1個ですよーとか、後押しされるとつい買っちゃうことがあります。売り方大事。

ただ、興味もない商品がいくら安くたって買いませんよね? まぁ、あまりにも安くてその安さ事態に興味関心があると話が変わってくるかもしれませんが。

まとめ

いくら安売りして販売にばかり力を入れてもダメなんです。押し売りもダメです。

知ってもらって適切に関心を持ってもらい、行動を起こそうと思ってもらう。買うか買わないか決めるのは私たち消費者です。

買い物って楽しいですからね。もっと世の中にすばらしい商品がたくさん発売されて、気持ちよく買い物がしたいものです。

私たちが商品を買ってしまうDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)という仕組みのお話でした。

エンジョイ、ショッピング!

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