カメラと旅ってホントいい相棒ですよねー。今日はレンズのお話。
私は明るいズームレンズ(Tamron A09 28-75mm f2.8)を多用しています。その前は高倍率ズームレンズ(PENTAX 18-135mmまたはSIGMA 18-250mm)を使っていました。
単焦点レンズも持っているのですが、旅にはやはりズームレンズ! というのが私の今のところの結論です。
この結論に至るまでに単焦点レンズも買いあさり、現在所持しているレンズは9本……。
「単焦点レンズの方が画質がきれい」「単焦点レンズは写真の勉強になって良い」「単焦点レンズの方が上達が早い」など、いろいろな情報を目にしていろいろ試してきました。
どんなに画質の良いレンズを持っていても使いこなせなければ意味がありません。ズームレンズを旅におすすめする理由を語ります。
明るいズームレンズの魅力
明るいズームレンズは一般的にf2.8通しと呼ばれる、絞りを開けられるという特徴のズームレンズです。デメリットは大きくて重いこと。そして一般的に高価です。
明るいズームレンズで8割撮れる
私が今メインで使っているのがこのタイプのレンズ。バイクでツーリングする際の写真のほとんどをこのレンズで撮れます。望遠がちょっと足りないと感じることもありますが、フルサイズセンサー搭載の一眼レフならある程度はトリミングで対応できます。
画質もいい
一般的に単焦点レンズに近いヌケのの良さだったり、色ノリが良さだったりがあります。旅で単焦点レンズを持って行った場合、レンズ交換をしなければいけなくなる場面があります。または、カバーできない画角はあきらめるかですね。
画質がよくてズームというのはかなり使えます!
高倍率ズームレンズの魅力
レンズ交換せずに様々な焦点距離で撮れる
広角から望遠まで何でも撮れます。個人的には初めての一台は高倍率ズームをおすすめしたいです。あの遠い被写体を大きく移したい、この建物と周りの風景をすべて写し湖みたい。旅の途中でいろいろ撮りたい物が出てきたときに頼もしいレンズ。
もうちょっと明るく撮りたいなー、画質も気になるなーと思ったときに、複数の単焦点レンズで撮るのか、明るいズームレンズをつけるのかという考えが出てくると思います。私は明るいズームレンズを多用していますが、もっと望遠で撮れればいいのにと思うこともあります。全部は叶わないのです。何でも撮りたい人には最強のレンズです。
圧縮効果を自由にかけられる
なれてくると焦点距離による写りの違いがわかるようになってきます。ズーム倍率が高いレンズを使えば、動かせない物の距離感を調整できます。
あの遠くにある富士山をもっと大きく移しつつ、手前の人物は程々の大きさにしたい。そんなとき、単焦点レンズでは対応不可能です。ズームして焦点距離を調整しつつ、撮影者の距離を変えることで様々な表現が可能になります。
まとめ
旅では動かせない物を撮りたい場面がたくさんあります。ズームして撮影者自らが動くことで様々なシーンに対応可能です。
そのためには、単焦点レンズではなくズームレンズがおすすめです。焦点距離を自在に操りましょう!