#フォトツー カメラ講座で実際にやった内容を無料公開しちゃいます。
素敵な写真を撮るために最低限覚えて欲しいことは3つだけ。「ボケ・ブレ・明るさ」「距離・角度・構図」「カメラ性能」。
一眼レフカメラを買ったけど、使い方がわからない、使いこなせていない気がする。これからカメラを始めたいけど何から始めたらいいのかわからない。などなど、カメラにまつわる初心者のお悩みを今日は解決していきたいと思います。
本屋さんのカメラ・写真コーナーに行くといろんな本と違い、私が普段撮影するときに意識している絶対知っておくべき3つのポイントだけに焦点を当てて記事にしました。
カメラをお持ちの方は見ながら実際に撮ってみてください!なるほど!!と納得できるはずです。それではカメラ講座、はじめさせていただきます!
ボケ・ブレ・明るさを操る方法
一眼カメラを買ったら、背景が美しくボケた写真や幻想的にブレた写真などを撮影したいですよね。細かい仕組みの話は色々あるんですが、まず撮影方法をお伝えするので撮ってみましょう。
美しく背景をボカした写真の撮り方
まずは、カメラのモードをAvモードかAモードにしましょう。絞り優先オートといわれるモードです。
F値(絞り)の数字を小さくする
カメラの用意、できてますか? 画面上にF値というものが選べるようになっていると思います。親指か人差し指のあたりにダイヤルがついているのでそこを回すとF値が変えられます。5.6とか3.5とか2.8とか、1.8とか……できるだけ小さい数字にして撮ってみましょう。
被写体にできるだけ寄る
被写体に寄ることで背景はぼけます。思いっきり近づきましょう。ぼけました?
ズームして望遠で撮る
ズームレンズをお使いの場合は、できるだけ大きな焦点距離にしてみてください。さらにぼけます。
背景をできるだけ遠くにする
物理的に不可能な場合もありますが、撮りたい被写体と背景との距離が遠ければ遠いほど、背景がぼけます。
ボケを撮る方法まとめ
ピントの合う範囲(F値)を小さくし、被写体に寄り、望遠で背景をできるだけ遠くにして撮る。これがボケを撮る方法です。
美しくブレた写真の取り方
カメラのモードをTvモードまたはSモードにしましょう。シャッタースピード優先オートといわれるモードです。
流し撮り
バイクや車が走っているて背景が流れているアレです。バイクの動きにあわせてカメラを降り、遅いシャッタースピードで撮影します。1/15以下などにするとブレます。
三脚を使ったスローシャッター撮影
夜景などで車のテールランプが延びているような表現ができます。ちなみに、昼間の明るい場所ですとシャッタースピードが速くなってしまうのですが、NDフィルターをレンズの全面につけることでシャッタースピードを遅くすることもできます。
距離・角度・構図を考える
距離
距離は2種類、撮影者から被写体までの距離とレンズの焦点距離。被写体の大きさを同じぐらいでも、焦点距離を変えることで背景の大きさが変わってきます。これを圧縮効果といいます。使いこなせるようになると密集したような写真を撮ったり、逆に広々とした空間を表現したりすることが可能です。
角度
被写体に対して斜めから撮影したり、ローアングル、ハイアングル、カメラを傾けることによって表現の幅が一気に広がります。色々試してみましょう。
構図
三分割構図が万能です。被写体を画面の隅っこに寄せて空間を作る取り方です。
カメラ性能について知っておきたいこと
色々ありますが、イメージセンサーサイズとレンズマウントだけはしっかりと覚えておきましょう。
イメージセンサーサイズとは光をとらえるセンサーの大きさのことです。これが大きければ大きいほど高画質な写真が撮れます。ただし、センサーが大きければ大きいほど、レンズやカメラも大きくて重くなります。
一眼カメラ用のセンサーサイズで一番普及しているのがAPS-Cとマイクロフォーサーズというサイズで、プロがよく使っているのはフルサイズと呼ばれるセンサーサイズです。
マウントに関しては、レンズとカメラの接合部分の話です。メーカーごとにマウントの形が違うので、違うマウントのレンズは基本的につきません。ちなみに、ニコンやキヤノン、マイクロフォーサーズのマウントはレンズが豊富にそろっています。
まとめ
「ボケ・ブレ・明るさ」「距離・角度・構図」「カメラ性能」について、まずはしっかり学んでおくといろんな写真が撮れます。
エンジョイ、カメラライフ!