単焦点レンズか? ズームレンズか? 私は両方使ってますけど、どちらかというとズームレンズ派です。どっちのレンズがどういいのか、そもそもどこがどう違うのか? 見ていきましょう。
単焦点レンズの魅力
単焦点レンズとは焦点距離が固定のレンズです。構造がシンプルなので、軽くてコンパクト、安くて高画質なレンズが多いのが魅力。
小型軽量なレンズがある
パンケーキレンズやビスケットレンズ、キャップレンズ
パンケーキレンズやビスケットレンズなど、薄型のレンズは持ち運びに大変便利。一眼レフカメラにつけるのも良いですが、元々薄型計量なミラーレス一眼との相性がとてもいいです。パンケーキレンズやビスケットレンズは小型軽量の代わりにオートフォーカスがちょっともたつくものもあるので買うときはオートフォーカスもチェックしてから買いましょう。
画質が良いレンズがある
先ほど紹介したパンケーキレンズやビスケットレンズと違い、画質重視の単焦点レンズもあります。解放絞り値がF1.4のものやもっと明るい物もあります。画質と一言でいっても色々ありますが、ゆがみの少なさ、ヌケのよさ、ぼけの美しさにおいてズームレンズより有利です。
ゆがみ、ヌケのよさ、ぼけの美しさ
普段あまり意識しないのですが、実はやすいズームレンズで撮った写真は樽型か糸巻き型にゆがんでます。単焦点レンズは焦点距離が変わらないので妥協無く設計されていることが多く、建物などのきっちりまっすぐ撮りたい物をきっちりまっすぐ撮ることができます。ちなみに、このゆがみはソフトでも補正できます。
構造がシンプルなのでヌケとボケが美しいです。色のりがよかったりコントラストが美しかったり。ぼけについても、ズームレンズと同じ絞り値で撮影しても単焦点レンズの方が構造がシンプルな分、ボケがとてもきれいに撮れます。ボケを写したい場面は単焦点がおすすめです。
ズームレンズの魅力
ズームレンズは焦点距離を自由に変えられるレンズ。標準ズームレンズですと広角28mmから中望遠75mmぐらいまでの焦点距離を一本でカバーできます。
一本で幅広い焦点距離をカバーできると何が素敵かといいますと、レンズ交換しなくても色々撮れるということです。単焦点レンズですと、複数のレンズを持ち歩かないと表現の幅が狭くなってしまうのですが、ズームレンズ派少ないにも津で多彩に撮影が可能。
標準ズームレンズ一本でだいたい撮れるので荷物を減らすことはできますが、単焦点レンズと比べて1本の重さは重いです。また、F値の小さな明るいレンズも売っていないので、一番明るくても基本的にはF2.8止まりです。暗くなりがちというデメリットもあります。
ちなみに私はいつもF2.8の通し標準ズームレンズを使っています。
まとめ
ボケを撮るなら単焦点。ふつうに使うなら標準ズームレンズ。撮りたい物やシチュエーションにあわせて単焦点とズームレンズを使い分けましょう。まずはズームレンズから始めてみるのが良いと思います。
エンジョイ、レンズ沼♪